平成16年8月27日　金曜日　晴れ　モンジュイックの丘〜バルセロナ空港〜帰路へ
〈7日目〉　モンジュイックの丘を散歩 　朝早く起きた二人はホテルのすぐ横の道を通りぬけて、バルセロナオリンピックスタジアムのあるモンジュイックの丘に歩いて上ることにした。喜多さんとふたりで横浜中華街や鎌倉まで歩いていたわれわれは、バルセロナの丘のひとつやふたつ、なんてことなく歩く自信はあった。 しかしかなりの丘の上にオリンピックスタジアムは造ってあった。マラソンの選手はゴール前のラストにこんな急な坂を駆け上がらなければならなかったのだ。	〈モンジュイックの丘で〉
バルセロナオリンピックスタジアム 　オリンピックスタジアムは、誰もいなくてひっそりと静まり返っていた。一応地図は持っていたもののどうも道を間違えたらしく、さびしい道を歩く羽目になってしまった。 今日はバルセロナ空港から成田に向けて帰る日だ。一瞬不安がよぎる。それでも歩いているうちに目指す道も見つかりふもとに戻ることができた。	〈道案内板〉
ホテルの近くまで戻り、バルでスペイン最後のカーニャを注文する。一週間のスペイン旅行もそろそろおしまいに近づいている。 このバルセロナはそのむかしコロンブスがインドに向けて旅立ったところでもあるらしく、港にはコロンブスがてっぺんに立った高い塔がある。長い間の念願だったスペイン。そのスペインに来られたのは喜多さんと家族のおかげだ。	〈オリンピックスタジアム〉
〈コロンブスの塔　その下はすぐ海〉	〈スペインで最後のビールを〉
奥さんに感謝（実は旅行代は喜多さんのおごり） 平塚のお母さんに感謝（実は小遣いをたくさんもらった） 娘と息子に感謝（いい子にして留守番してくれた） 　集合時間にホテルに戻ったわれわれは、バルセロナ空港に向けてバスに乗り込み、また アムステルダムスキポール空港経由で成田に向かう。旅の終わりはいつもさびしいものだ。 もう少し続いて欲しいとも思う。無事に成田空港に到着した二人は一目散に横浜の自宅へ 向かう。我が家はやはりいいものだと改めて実感する。子どもたちはさびしかったそぶりは まったくない。こうしてだんだん大きくなっていく。
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