平成27年3月25日 水曜日 快晴 ローカル線の旅 九州編 3日目

〈長崎駅から鹿児島中央駅までいろいろなイベント車両があるが、本日は普通列車で〉
長崎から島原経由で鹿児島中央へ

 ホテルで朝食を済ませ、長崎駅8:10発の普通電車で長崎本線の支線を通り、9:03分に諫早駅に到着。

九州には乗ってみたい列車がたくさんある。博多から長崎に向かうのは「特急かもめ」、長崎〜佐世保間の大村線は「シーサイドライナー」、熊本〜三角間は「特急A列車で行こう」、鹿児島中央〜指宿間は「特急指宿のたまて箱」、博多〜別府間は「特急ゆふいんの森」、熊本〜宮地間は「特急あそぼーい」、熊本〜人吉間は「SL人吉」、宮崎〜南郷間は「特急海幸山幸」。残念ながらこのどれにも乗ったことがない。
一昨年の秋、特急ソニック、にちりん、きりしまに乗って鹿児島中央まで来たが、いつかこれらの列車にも乗ってみたいものだ。

〈地味に普通列車で諫早に向かう〉

〈長崎〜佐世保間を走るシーサイドライナー〉

〈同じく大村線を走るハウステンボス〉

〈長崎線東園駅あたりの大村湾と諫早駅に泊まる特急かもめ〉
25年ぶりの友人に会う

 人付き合いの苦手な弥次さんではあるが、ウマの合う人というのはいるようだ。九州のローカル線の旅を計画した時、島原にOさんがいるのを思い出して電話をしてみた。たつの市のOくんと同様、年賀状のやり取りだけは続いているが、ずっと長い間会っていない。

この島原のOさんとは不思議な縁だ。得意先のS通信社に勤めておられたのだが、知り合って1年くらいでOさんが田舎の島原に帰ることになったのだ。あいさつされて、自分も田舎は山口だから縁があったら会いに行きますよと、住所の交換をしてそれ以来会っていなかった。

〈島原鉄道で島原外港へ〉
たしか、平成2年(1990)に島原に家族で帰られたすぐ後に普賢岳の崩壊があり、住所を見て心配したものだが、幸い直接の被害はなかったそうだ。寛政4年(1792〉雲仙岳眉山で発生した、山体崩壊と津波被害は、「島原大変肥後迷惑」と呼ばれ、死者行方不明合わせて15,000名という大惨事をもたらしたのだそうだ。

東京出身の奥さんと二人のお子さんを連れて田舎へ戻るということは、なかなかできることではない。そのOさんが駅まで迎えに来てくれて、島原を案内していただけるそうなので、お言葉に甘えることにする。

〈有明海では海苔の養殖か?〉

〈たくさんの犠牲者を出した雲仙普賢岳〉

〈山頂からはいまも噴煙が出ている〉

〈左側の溶岩は固定されてなくていつまた崩壊するか・・・という状況なのだそうだ〉

〈1時間しか時間がないので駆け足で島原城へ〉

〈非常に美しい城だった〉
島原城

 島原城は元和4年(1618)から、松倉豊後守重政が4年ないし7年の歳月をかけて築いたものです。五層天守閣を中核に、大小の櫓を要所に配置した、安土桃山期の築城様式を取り入れた壮麗な城でした。それ以来約250年間、4氏19代の居城として、数多くの物語が生まれました。しかし、明治の御一新で惜しくも解体されてしまいました。天守閣をはじめすべての建物をなくした島原城は、石垣とお掘だけを残して長年の風雪に耐えてきました。島原人の心のよりどころとして「お城」の復活を待ち続けてきましたが、その熱意が実って昭和35年(1960)にまず「西の櫓」が、続いて昭和39年(1964)に「天守閣」を復元することができました。(島原城HPより抜粋)

〈思いがけず1時間で島原の見どころを制覇〉

〈武家屋敷の通り 中山道にもあったが江戸時代は車の必要がないので水路が道の真ん中を流れていた〉

〈島原藩士屋敷図 この辺りは下級武士の住宅〉

〈上級武士の屋敷は島原高校などの敷地となっている〉

〈かんざらしをごちそうになった〉

〈かんざらしとはもち米の粉で作った団子を冷やし島原特製の蜜をかけたスイーツ〉

〈Oさんと別れ島原外港から熊本港を目指す〉

〈カモメがえさを求めてまとわりつく〉

〈松島や金谷〜久里浜の東京湾フェリーでもカモメがまとわりついたが、知床では餌やり厳禁だった〉

〈島原外港から熊本港へは高速フェリーで30分〉

〈熊本港に到着〉

〈乗ってきた高速フェリー オーシャンアロー とてもフェリーには見えないフォルム〉

〈バスで30分 熊本駅へ着いた〉

〈鹿児島本線で八代へ さらに肥薩おれんじ鉄道で川内へ〉

〈肥薩おれんじ鉄道は九州新幹線開通に伴い第三セクターに 海沿いの風光明媚な路線だが海側のガラス窓が潮風でくもっている〉

〈肥薩おれんじ鉄道は川内駅でJRに乗り換える〉

〈川内からはJR鹿児島本線で鹿児島中央を目指す〉

〈1年半ぶりに鹿児島中央駅に到着 今夜はホテル法華倶楽部鹿児島に宿泊〉

〈ホテルは路面電車で3つ目の高見馬場だが歩く〉

〈晩御飯は前回も食べた「こむらさき」のラーメン〉
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