平成30年9月20日 木曜日 曇り 成田~カルガリー~レイクルイーズ 
 
 
   
北米大陸三大絶景の旅

 我が家の夫婦は大学時代の同級生だから、もう45年近くの付き合いになる。幸いにも価値観が近いので、重大な危機もなくここまでやってこられた。喜多さんはあまりアクセサリーやバッグなどは欲しがらないので、ものより思い出ということで、結婚25周年(銀婚式)記念ではスペインを訪れた。結婚30周年(真珠婚式というらしい)では、永年勤続のご褒美もありスイスを訪れたがそれぞれに良い思い出となった。

今年は結婚して38年目という、35年目の珊瑚婚式と40年目のルビー婚式の間の半端な年なのだが、しばらく海外旅行もしていないのでどこかに行こうかと話していたら、カナダの紅葉は一度見てみたいよねという話が膨らんだ。

〈ルック JTBで興味を引いたプラン〉
   
 地元のJTBでパンフをもらって見ていたら、気になるツアーを見つけた。①カナディアンロッキー、
②グランドキャニオン、③ナイアガラの滝の北米三大絶景を回るツアーだ。特に宿泊するホテルが
①フェアモント・シャトー・レイクルイーズ、②フェアモント・バンフ・スプリングス、③ラスベガス・
ルクソール、④シェラトン・オンザ・フォールズと豪華ホテルばかりで、特に喜多さんはどこで情報を
仕入れたのかフェアモント・シャトー・レイクルイーズはぜひ一度泊まってみたかったのだそうだ。
   
1日目 9月20日 木曜日 横浜~成田~カルガリー~レイクルイーズ
2日目 9月21日 金曜日 レイクルイーズ~モレーンレイク~コロンビア大氷原~バンフ
3日目 9月22日 土曜日 バンフ観光~カルガリー~ラスベガス
4日目 9月23日 日曜日 ラスベガス~グランドキャニオン~ラスベガス
5日目 9月24日 月曜日 ラスベガス~トロント~ナイアガラフォールズ
6日目 9月25日 火曜日 ナイアガラクルーズ~ナイアガラ散策
7日目 9月26日 水曜日 ナイアガラ~トロント~
8日目 9月27日 木曜日 羽田空港~横浜
   
1日目 9月20日 木曜日

 成田での集合時間は出発2時間前の14:15なのだが、途中事故がないとも限らないので、12:00には着くように横浜の自宅を10:00前には出ることにする。

大きいスーツケースが2つあるので前日にタクシーを予約して迎えに来てもらうことにする。京急の上大岡駅から品川で乗り換えると、羽田~成田間の直通があるので、成田空港までは乗り換えなしの1本で行ける。京急沿線は旅行には便利だ。
途中事故もなく予定通りに成田空港に着いたので2時間ばかり時間をつぶすのだがちょうど昼時。いくつかの店を見て回ったが、喜多さんのリクエストで寿司を食べることにする。しばらくはパンと肉ばかりだろうからしっかり味わって食べる。

〈今回の旅はすべてエアカナダ 16:15成田発AC010便〉
   

〈しばらく日本食はないだろうから寿司を食べておく〉

〈出発は成田だが帰りは羽田に〉
   
 成田空港を日本時間9月20日の16:15に出発するのだが、日付変更線を越えるのでカナダカルガリー空港に着いた時刻は同じ9月20日の朝11:00頃だ。丸1日得した感じだが、帰りにまた日付変更線を越えるので大した意味はない。

しばらく海外旅行をしていないが、手続きもずいぶん簡略化されている。搭乗手続きは対人ではなく、機械にパスポートを読み取らせ、必要事項を入力すると搭乗券とスーツケースのタグがプリントされて出てくる。便利になったものだ。
出国審査も普段の行いが良いから、特にびくつくこともなくパスポートの写真と本人を確認するだけで無事に通過。何か違法のものを隠し持っていたらすぐに顔と態度に出て御用となるに違いない。

〈久しぶりの成田ではいろいろな国の飛行機が飛び交う〉
   

〈今回の旅はカルガリー経由のトロント行きエアカナダAC010便 16:15発〉
   
 
〈エアカナダの機内食ははっきり言ってまずい ただ日本の機内食がうますぎるだけで世界的にはこんなものかも知れない〉
   
カナダ到着

 ほぼ予定通りカルガリー空港に到着したのは、現地時間9月20日の11:00頃だ。入国審査を済ませた後はバスに乗り込みレイクルイーズに向かう。

本日はヨーホー国立公園、エメラルドレイク、ナチュラルブリッジ等を観光して、フェアモントシャトーレイクルイーズに夕方到着の予定だ。
 
〈成田から10時間飛んで無事にカルガリー空港に到着〉
   

〈カルガリー空港に到着〉
   
カナディアンロッキー
 
 カナディアンロッキーはアメリカから続くロッキー山脈だが、カナダは広大な国なので時差が6つもあり、西海岸と東海岸では4時間30分の時差がある。

ロッキーはロック(岩)のことで森林限界を超える緯度と高地で木が生えない岩だらけの山から名づけられたそうだ。1984年、世界遺産に登録されたカナディアンロッキー山脈自然公園群はバンフ・ジャスパー・ヨーホー・クートニー国立公園と、3000m級の山岳エリアや数多くの美しい湖や滝、氷河が点在しているので、途中の景色を楽しみながらレイクルイーズに向かう。

〈このバスでレイクルイーズに向かう〉
   

〈ハイウェイもほぼまっすぐ 日本と違って安く作れるだろう〉
   

〈だんだんと山岳地帯に入って行く〉
   

〈まだ9月だというのにすでに山は雪に覆われている〉
   
 
〈バンフを流れるボウ川とカナディアンロッキーの山々〉
   

〈カスケード・ガーデンズの公園管理事務所〉
   
 
〈カナダでの初の食事は飲茶 シュウマイ 小籠包 肉まんなどの昼食をSilver Dragonという店でとる〉
   

〈ハイウェイにかかる橋は野生動物の移動用 全部で6か所にあるそうだ〉
   
 
〈ロッキー山脈は1億2000万年前に誕生〉
   
 
〈山々を構成しているのは古代の海底に沈んでいた細かい岩の沈殿物〉
   

〈ナチュラル ブリッジを下車して観光〉
   

〈長い年月をかけて川底のライムストーンがキッキングホース川の水流に侵食されてできた石の橋〉
   

〈これがナチュラルブリッジのゆえんだろう〉
   

〈氷河が融けて流れる水はきれいなブルー〉
   

〈駐車場にはこのようなキャンピングカーが多い レンタルできるそうだ〉
   
 
〈エメラルドレイクとマイケルピークス〉
   
   

〈氷河の水の美しさは湖に沈む微小な泥 その泥が太陽の光を反射して青く見える〉
   

〈エメラルドレイクはヨーホー国立公園で最も大きな湖〉
   

〈エメラルドグリーンに輝く湖水は氷河から流れる堆積物(モレーン)によるもの〉
   
 
〈見事なエメラルド色から名前がついたエメラルド湖〉
   

〈マイケルピークスの山容が湖水に映る〉
   
   
   
   
   

〈ロッキーの岩盤は弱く浸食を受け、美しい景観が自然に形成された〉
   

〈夕刻やっと本日の宿 フェアモントシャトー レイク・ルイーズに到着〉
   

〈こちらは表玄関側〉
   

〈レイク・ルイーズは玄関とは反対側になる〉
   

〈喜多さんあこがれのホテルで記念撮影〉
   
 
〈カナディアンロッキーを代表する高級ホテルというだけあって絨毯もシャンデリアも豪華〉
   

〈ツアー代金に1人15000円追加して湖が見える部屋に変更してもらった〉
   
 
〈部屋から見るレイク・ルイーズ 湖の長さは約2.4km、幅500m、水深は深いところで90m〉
   

〈フェアモントシャトー レイク・ルイーズ カナディアンロッキーを代表する高級ホテルのひとつ〉
   

〈こちらが湖側 喜多さんがぜひ一度泊まってみたかったのだそうだ〉
   

〈正面の山は3464mのビクトリア山、ビクトリア氷河も見える〉
   

〈あいにく雲で山頂が見えないが美しい〉
   
   

〈ロッキーの宝石といわれるレイク・ルイーズ ビクトリア王女の娘ルイーズ王女にちなんで名づけられた〉
   

〈夕食までの間にホテルと湖の周りを散策するが手袋がないと歩けないくらい寒い〉
   

〈冬には完全に凍るので湖を歩けるらしい〉
   

〈ロッキーで最も美しい湖といわれる レイク・ルイーズ〉
   

〈ビクトリア氷河〉
   

〈レイク・ルイーズの周りにはホテル以外何もない〉
   

〈湖畔はハイキングコースになっている〉
   
   
   
   
 
   
 
〈フェア・ビュー・ダイニング・ルーム〉
   

〈カナダドル札はプラスチックでできている〉

〈一部は透明で不思議な感じ〉
   
 9月20日の朝10時前に横浜の自宅を出発してから丸24時間くらい経つのだがまだ20日の夕方だ。

今回はカナダがメインなのでカナダドルに両替してくるべきなのだが、喜多さんの友達が最近
アメリカに行き700ドル余ったので手数料なしで両替してくれるそうだ。だから、カナダドルは
持っていなかったのだが、明後日のオプショナルツアーをアメリカドルで払ったらカナダドルで
おつりが来た。初めてみるカナダドルはプラスチックでできていて一部透明で透けて見える。
スイスフランも縦型で変わったお札だったが、世界は広いことを実感する。
   
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