平成24年8月26日 日曜日 晴れ 陸上自衛隊富士総合火力演習
富士総合火力演習

 岩国の兄が海上自衛隊の幹部の方たちと懇意にしているので、今までも横須賀で最新鋭の潜水艦に乗せてもらったり、岩国で水上救難艇US1−Aに搭乗させてもらい、瀬戸内海へ着水・離水体験をさせてもらったり、下総の術科学校ではヘリコプターで幕張上空まで飛んでもらったり、さらには観艦式や武道館での自衛隊音楽祭りに招待してもらったり、なかなか普通では体験できないことをさせてもらった。

今までは海上自衛隊だけだったが、今回は陸上自衛隊だ。兄と義兄で行く予定だったそうだが、急に義兄が体調不良で声がかかった。これ幸いと東富士の陸上自衛隊の演習地に総合火力演習を見学に出かけることにした。

〈なかなか入手困難なゲスト券〉
 もしかして天気が良ければ、来週31日に登山することになる富士山のふもとに着いた。演習の開始は10時なのだが、良い席を確保するためには7時から駐車場が解放されるので、なるべく早いに越したことはない。

予定通り7時過ぎに指定の駐車場に車を入れ、バスに乗り換え演習場に着いたのは7時半頃だった。開始までまだ2時間半もある。

富士山の九合目付近に見えている白いものは、溶けずに残っている雪渓だ。5日後の31日には、このすぐそばを頂上目指して登っていった。

〈富士山ろくにある陸上自衛隊東富士演習場〉
駐車場からバスに乗り換え

 すでに駐車場にはたくさんの車がとまっている。この日の見学者数は31000名だったらしいが、駐車場のスペースが限られているため、駐車場付の入場券はプラチナペーパーらしい。

通常の御殿場駅からバスで来る当選者も確率は10倍以上だというから、なかなか自衛隊のホームページで申し込んでも難しいだろう。特に駐車場付の当選確率は500倍を超えるらしい。

早く着いたおかげでひな壇の最上段で、後ろは看板があるので日よけになるという、最高の席を確保した。

〈駐車場からバスに乗り換えて演習場に向かう〉

〈演習会場には観客が続々と押しかける〉

〈我々の指定席はゲスト席 背中の看板で日差しも遮られる〉

〈売店では自衛隊グッズを売っている〉

〈演習開始前の練習らしい この時点で迫力満点〉

〈地肌の見えるのが標的 右の着弾点は3km先〉

〈戦車が実弾射撃訓練を繰り返す 面白いように標的にあたる〉
 
〈音楽隊が到着 右は指令所のようだ〉
 
〈観客はまだ次々にやってくる〉
 
〈幕僚長・森本防衛大臣も到着〉

〈我々のゲスト席は森本防衛大臣とほぼ同じ席〉
 自衛隊は長い間不遇の時代を送ってきた。太平洋戦争で負けて以来、軍隊というものにアレルギーのできた日本国民は自衛隊不要論を展開してきた。昨今の尖閣諸島や竹島の問題で、日本にこのような組織がなかったら韓国にさえいいようにされてしまうことをやっと日本国民は分かり始めたのではないだろうか。

最近では、東日本大震災の際の活躍が記憶に新しい。民間では絶対にできない救助活動を目の当たりに見て、頼もしく思った人が多いだろう。

本日のプログラムは、前段が陸上自衛隊の主要装備品の紹介で、りゅう砲弾、迫撃砲、誘導弾、、指向性散弾、ヘリ散布地雷などふだんまず目にすることはない実弾射撃訓練だ。

後段は時勢を反映して陸・海・空合同の島嶼部に侵入した敵を撃退する訓練というストーリーになっている。

〈本日のプログラム〉

〈この地点は3km先の着弾点〉

〈今の自衛隊にほとんど無駄玉はない〉

〈戦闘ヘリコプター AH-64D〉

〈CH-47Jが低空飛行でやってくる〉

〈CH-47J〉

〈降下訓練開始〉

〈作戦終了後援護姿勢で撤退訓練〉

〈自衛隊の若者ごくろうさん〉
狙撃手

 確かにこれだけ見れば怖いという感想もあるだろう。

しかし、中国も韓国も中東や欧米の諸国もこれ以上の訓練を積んだ軍隊を持っている。日本人だけがアホの鳩山みたいにノー天気でよいのだろうか。

よほどの田舎でない限り、家には鍵をかけるだろう。そんな日本人が自衛隊などいらないという。世界は、いや日本だけは平和で安全だと思っている。外国からの攻撃・侵入は絶対にないと思っているお人よしだ。


しかし、その時自前の防御力を持たずにアメリカが助けてくれると思っている平和ボケは幸いなことにずいぶんと減ってきたように思う。

できれば鍵をかけなくても安心な世の中が一番なのだけどね。

〈普通科火力による狙撃種〉

〈97式偵察警戒車〉

〈戦闘ヘリコプター ヘリボーン攻撃機〉

〈ヘリボーンとCH-47J〉

〈戦闘ヘリコプター AH-64D〉
 決して戦争を賛美するものではない。

しかし、自分の国を自分たちで守れなくてどうする。

少なくとも北朝鮮があるいは某国が侵入してきたとき、なすすべもなく攻撃されるままになっているのか。

アメリカは本当にその時に助けてくれるのか。

世界は平和だと思っている人はかなり危機感のない人だと思っている。

〈良い席で堪能した〉
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