〈5日目〉 平成23年6月1日(日) ツェルマット〜アンデルマット〜グリンデルワルト 晴れ

〈ツェルマットより氷河特急に乗りアンデルマットへ〉
氷河特急

 9時13分ツェルマット駅発の氷河特急1等車に乗り込み、アンデルマットまでの3時間半の列車の旅が始まる。この氷河特急はツェルマットからサンモリッツ間を8時間かけて走る、スイスを代表する鉄道だ。7つの谷、291の橋、91のトンネルを走りぬけてスイスを横断する。特急と名付けられているが、平均時速37kmと世界一遅い特急と言われている。

しかし、我々が乗るのは全体の半分弱で、それから先はバスで、夏季にしか通れないフルカ峠からグリムゼル峠越えの絶景ドライブとなる。フルカ峠ではローヌ氷河を見て、グローゼシャイデックを経てグリンデルワルトへ向かう。楽しみだ。

〈氷河特急から見るアルプスの山々〉
 
〈ガラス窓越しだから反射してよい写真が撮れない 同じ車両にはフランス人の団体が〉
 
〈フランス人のおやじは席に着くなりポーカーを始めた 景色にはまったく興味なし〉

〈フランス人の団体は終点のサンモリッツまでらしいが飲むわ食べるわうるさいわ〉
 
〈お土産販売のお姉さんから氷河特急用の傾いたワイングラスを買う 22フラン〉
 楽しみにしていた氷河特急だったが、期待したほどではなかった。この先にもっと素晴らしい景色があったのかも知れない。

乗り合わせたフランス人の団体さんは、席に着くなり大声でしゃべるわ、食事や飲み物を注文して飲むわ食べるわ、トランプを始めるわ、子どもの修学旅行のようであった。何の団体さんか知らないが、楽しそうではあった。我々は、アンデルマットという駅で降りて、昼食後バスに乗り換えてフルカ峠の絶景ドライブだ。

〈賑やかなフランス人〉

〈氷河特急乗車証明書〉

〈ここまで乗ってきた氷河特急〉

〈アンデルマットでこのバスに乗り換え〉

〈山の上を別の列車がゆく〉
 
〈アンデルマットの民家と食事をした店 食事は相変わらずポテトとチーズ〉

〈バスの車窓から氷河特急を見る〉
 
〈フルカ峠へはバイクや自転車が多い〉

〈おお牧場は緑・・・〉

〈フルカ峠の頂上あたり〉

〈バスから降りてローヌ氷河を見学する〉

〈ローヌ氷河 氷河がくりぬいてあり中を見られる 氷河は青い〉

〈ローヌ氷河駐車場〉
 

〈放牧してある牛が我が家に帰る途中 辛抱強く待つ〉
グリンデルワルト

 素晴らしい景色を堪能しながらグリンデルワルトに到着した。グローセシャイデックという村は素晴らしく美しい村なのだが、道が乗用車どうしでもすりぬけられないくらい細い道で、バスの運転手さんは、クラクションを鳴らしながらカーブを曲がる。このクラクションは、40年くらい前に日本で流行った音階でなるクラクションだ。日本の街中で鳴らされると「この暴走族が」と思われるクラクションもスイスの自然の中ではユーモラスに聞こえる。

このバスの運転手さんは、細く曲がりくねった道を左右めいっぱい使って難なく進む。一度も切り返しをしなかったのはさすがプロという腕前だった。

〈本日の部屋 目の前がアイガー北壁〉

〈ホテルの部屋から 雲がすごいが右がアイガー 真中は氷河〉
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