平成25年2月24日 日曜日 鈴木静一メモリアルコンサート 於サントリーホール大ホール
コンサート出演申し込み

 平成24年1月、フェイスブックを始めたばかりの弥次さんは、FB上で翌年2月にサントリーホールで行われる「鈴木静一メモリアルコンサート」の出演者を募集しているとの情報を得た。

前年に35年ぶりにマンドリンオーケストラに復帰した弥次さんは、是非挑戦してみようと思いネットで出演申込みをしたが、待てど暮らせど出演可能の連絡が来ない。5月になってやっと出演できるとの連絡があり、申込み料5,000円を振り込んだ。残りの35,000円は10月までに振り込むことになっている。7月に案内と楽譜が送られてきた。

第一部
交響詩「北夷」(指揮 飯塚幹夫)、楽詩「雪の造形」(指揮二条彪)
第二部
組曲「鐘の港」、交響詩「比羅夫ユーカラ」(指揮 青山忠)

アンコールは「シルクロード」より「第七楽章 地中海の静かな船旅(リュートの旅)」、第八楽章 「ローマへの帰還〈アッピア街道)」の予定とのこと。

高校・大学時代、結構鈴木静一さんの曲は演奏したつもりだったが、ブランクが長かったせいもあり、どの曲も弾いたことがない。
早速イケガクにこれらの曲が収録されているCDを注文し、ipodに入れて通勤の間に耳になじませる。楽譜もコピーして会社に一つ、家に一つ、全体の雰囲気をつかむことから始めた。

もちろん送られてきた楽譜で、CDに合わせて合奏の練習も始めたが、集合練習がないとなかなか本腰が入らない。

〈鈴木静一メモリアルコンサートチラシ〉
東京オペラシティで集合練習開始

 年が明けて1月14日(月)成人の日、初めての集合練習が初台の東京オペラシティ大リハーサル室で始まった。

何しろ140人以上の演奏者が一堂に集まって練習できる場所はそうそうあるものではない。ギターだけで30名の参加者だ。負けてなるかと闘志がわく。

この日は電車で出かけたが、昼ご飯を食べに行くころには新宿でも相当の雪が積もっていた。

所属している横浜プレクトラムソサエティからほかに3人参加していたので、全く知人がいないわけではなかったが、当然このコンサートのために全国から参加しているので知らない人だらけだ。

〈総勢140以上での集合練習風景〉
 1部と2部で席順が変わるように配慮されていて、ギタートップの村石さんが案を作ってくれていた。それに従うと、1部は一番後ろ、2部は一番客席側の前から4列目だ。

床にビニールひもで、サントリーホールの実際の寸法が示されているが、椅子の端から15cmくらいしかない。本番ではステージから落ちないように気をつけねば。

@1月14日(祝)、A20日(日)、B27日(日)、C2月3日(日)、D11日(祝)、E17日(日)と6回の集合練習予定であったが、指揮者があまりのまとまりのなさに不安になったのだろう、急きょ本番前日の23日(土)にも、目白の日本女子大を借りて追加練習を行うことになった。

3回目からは車で新宿オペラシティーに通ったが、駐車場もタイムズカードを使えば1日1200円とリーズナブルで、快適な練習通いだった。

〈ギターだけで30名 そのうち男性10名〉
 2か月間毎週練習に通うなど絶えてないことであったが、非常に楽しかった。やはりみなさん志願して参加しているわけだからそこそこうまいし、指揮者の方の情熱が伝わってくる。

やはり指揮者は重要だと改めて思う。高校でプレクトラムアンサンブルというマンドリンオーケストラの指揮を任されたが、先に今回の指揮ぶりを体験させてもらっていればどんなに良かっただろうと思う。

何の指導も受けていない高校生が指揮をして、鈴木静一さんの「細川ガラシャ」や「山の印象」や「幻の国(邪馬台)」を振ったのだから、今考えても冷や汗ものだ。

それはさておき、最初の練習日の1月14日は成人の日だ。気象庁の予報では雪にはならないでしょうというものだった。それがこのように大雪になったものだから、バスもすべて運休になってしまった。

地元の駅に着いてみれば、タクシーに並ぶ列が50mくらい続いている。しかも全くタクシーが来ないから列は全然短くならない。自宅に電話したら娘も列に並んでいるはずだという。

列の中に娘を見つけたが1時間も待っているという。これは待っててもしょうがないから歩いて帰ろうよと歩き始めたが参ったね。でも、迎えも無理だし歩くしかないね。

歩きにくい雪道をやっと自宅にたどり着くと、翌朝に備えて雪かきをしておくことにする。

〈1月14日に自宅に積もった雪〉
サントリーホール本番

 そうして、いよいよ2月24日(日)サントリーホール大ホールでの本番を迎えることとなった。荷物が多いのでこの日も車で赤坂に出かける。

会社で興味をもってくれた人を9名招待した。もちろん喜多さんも聴きに来る。1枚2000円のチケットであるが、参加費40000円の中に5枚は含まれている。足りない分は8枚自腹で購入してプレゼントした。

聴きに来てもらえるのは演奏者としてはうれしいことだ。

〈リハーサル 床に置いてあるギターの位置が弥次さんの座る場所〉
 9時にサントリーホールの楽屋口に集合ということだったので、8時半には車で着いたが、何と事前に聞いていたのと違い駐車場がメンテナンス中で使えないという。

仕方がないので近くの駐車場に車を置き、初めて入るサントリーホールの楽屋に入る。世界の一流の演奏家達もこの楽屋口から入って演奏してきたのだろう。

10時から13時までリハーサル、なんだか本番で違う音を出しそうで怖い。

喜多さんが持たせてくれたサンドイッチのお昼を済ませて、スーツに着替える。あとは本番の演奏開始を待つのみだ。

一番最後に是非聴きに行きたいという会社の女性のために、残っていた最前列の席をプレゼントしたが、2部の弥次さんの席の目の前だ。緊張するから少し離れたところにすれば良かったかと後悔するが、ま かぶりつきもいいだろう。

〈サントリー大ホール リハーサル前〉

〈第2部演奏中〉

〈第2部終了 万雷の拍手〉

〈第1部演奏中〉

〈第1部終了〉

〈後で見れば前の女の人ずいぶん椅子を後ろに引いてるね〉

〈第2部 比羅夫ユーカラ演奏中〉

〈何とか無事に弾き終った〉
 という訳で、1年越しのメモリアルコンサートも終了。本番で少し弾けなかった箇所があったので
多少の悔いは残るが、いい思い出になった。

楽器の演奏は本当に楽しい。当日の演奏DVDを注文してあるので楽しみに待っていよう。
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