平成24年2月26日 日曜日 曇り時々雨 時々晴れ ウォークツアーin新東名
新東名高速道路

 たまたま新聞で新東名高速を開通前に歩きませんか・・・というツアーを目にしたので、喜多さんにどう?と聞くと行ってみたいという。橋とか高速道路とか、開通前に楽しそうに歩いている映像をニュースではたまに見かけるが、実際に歩いてみたことがないので一度くらい参加してみようとクラブツーリズムのツアーに電話してみた。

すると地元発のコースは満席でキャンセル待ちが18人もいるという。へ〜、やっぱりこういう人は多いんだとその時はあきらめたが、一応キャンセル待ちに登録しておいた。すると一週間前くらいにキャンセルが出たという電話があったので、めったにないことでもあるし参加することにした。しかし18人もキャンセルするとはどういうことだ。参加するつもりもないのにとりあえず申し込むのかね。

第2東名と言われていた高速道路は、一時建設中止の話も出ていたがひそかに建設を続けていたらしい。ホント政治の世界はよくわからないね。これは無駄遣いなのか、それともいつか来るであろう東海大地震の際に役立ってよかったといえる道路なのか。少なくとも北海道とかのほとんど通行のない高速道路よりははるかに役立つ幹線道路だろう。弥次喜多道中は団体行動が苦手なのだが、開通前の高速道路を歩くのは個人では参加できないのだそうだ。地元上大岡駅前から観光バスで富士市に向かう。

〈新東名高速道路は平成24年4月14日部分開通〉
初めてのバスツアー

 今までバスツアーで出かけたことは一度もない。どうも人のペースに合わせるのが二人とも苦手なのだと思う。しかし、今度ばかりは自分の車で出かけるわけにはいかないので、クラブツーリズムのバスに乗り込む。これはこれで運転しなくて済むので楽ちんだ。予定通り渋滞もなく建設途中の新富士ICにバスは乗り入れる。

二日前の天気予報では前日までの雨も上がって晴れマークだったので、やはり日頃の行いがものをいうと自画自賛していたが、来てみれば御殿場あたりでは雪が舞っていた。日頃の行いを神様はちゃんと見ているのであった。

〈横浜から乗ってきたバス〉

〈3kmと3776mのコースもあるが弥次喜多道中は12kmコースを選択〉
 この日、開通前の新東名を歩くためにツアーに参加した人はなんと7000人もいるのだそうだ。みんなやはりちょっと違う体験をしてみたいのだね。現東名高速を富士ICで降りたバスは、まだ建設途中の新富士ICに乗り入れ時速30kmでウォーキングスタート地点に向かう。

スタート地点で下された我々は、なんということのない舗装道路を東に向かって歩き始める。

〈関東・中部からバスが集結〉

〈スタッフが写真を撮ってくれる〉

〈晴れていればこんな富士山が見られたのに・・・〉

〈富士市の製紙工場の煙がたなびく あれはかつて歩いた東海道の吉原宿だ〉

〈7,000人の物好きな人々〉

〈沼津トンネル すぐわきには茶畑が広がる〉

〈ゴールには写真を撮る人たちの行列が〉
ゴール

 ま、街道歩きのプロともいえる弥次喜多道中には12km程度のまっすぐな道は、なんということのない道程ではあるが、とりあえずゴール地点に到着。お汁粉のサービスがあったのでちゃんといただくことにする。中で働いているおじさんと若い女性が段取りで険悪な状態になっていたが、ケンカせずに参加者にお汁粉をふるまってください。

この後は、早々にバスに乗り込みひたすら早く家に着くことを願うのみ。帰りのバスでは「高速道路完歩証明書」とまだ営業を開始していない「駿河湾沼津SA」のストラップをお土産にもらって予定通りに地元に到着。ま、たまにはいいかもね。

〈ゴールではおしるこサービス〉

〈新東名高速道路 完歩証明書〉

〈お土産のストラップ〉
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