平成26年4月7日(月曜日)〜4月11日(金曜日) 南ぬ島(ぱいぬしま)の旅
1日目 羽田から石垣島へ

 北海道から沖縄まで、とりあえず行っていない都道府県はないのであるが、日本はまだまだ広い。北海道も網走・知床・羅臼・釧路などの道東だけで、稚内などの道北や札幌・函館などの都市へも行ったことがない。離島に興味があるので、利尻・礼文島などへも行ってみたい。

そんな中、テレビ番組で宮古島を紹介していたので、これは是非一度は訪れてみなければと「南の島を訪ねる旅」の計画を立てた。
地元のJTBでパンフレットをもらって検討してみたが、ツアーに乗っかるのは二人の性格には合わない。ANAスカイホリデーで、飛行機とホテルとオプションを組み合わせて自由に予定を作れるプランがあったのでさっそくスケジュールを組んでみる。

〈羽田発石垣行き 岩国行きの隣のゲートだ〉
 昨年3月7日石垣島に新空港が開港し、羽田からの直通便も飛ぶようになった。羽田→石垣島の航空運賃の正規料金は59,300円、GWなどのピーク時には67,000円もする。今回の旅行代金は、航空運賃が羽田→石垣、石垣→宮古、宮古→那覇、那覇→羽田の4区間、石垣島での2泊、宮古島での2泊を加えて基本料金は67,500円だ。パックになっているので、それぞれの内訳料金はわからない。ホテルなども格安で提供されているのだろう。

せっかく石垣島に行くのだから、隣の西表島や宮古島も訪れてみたい。石垣島に2泊、宮古島に2泊、計4泊5日の計画だ。
地図を見れば周囲には聞いたことのある島がたくさんある。今回は「南の島巡りの旅」をコンセプトとすることにする。ダイビングなどの体験型の旅はもう体がついていかない。

〈羽田空港を12:00に出発、石垣島には15:00過ぎに到着〉

〈ホテルにチェックイン後市内の散策に 東京まで1,950km 台湾まで270km〉
ANAスカイホリデー オプション

 パンフレットを検討してネットで申し込もうと努力したが、仕組みが複雑でよくわからない。あきらめて電話で希望を言いながら申し込む。まず、出発日を選ぶ。出発日次第で石垣島・宮古島2島4泊コースは、57,500円〜205,000円までの幅がある。今は幸いにも宮仕えから解放されて自由に選べるので4月以降の最安値の出発日とする。次にホテルを選択、基本のホテルは追加料金はかからないが、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートのプレミアムオーシャンビューなどに泊まりたければ最大1泊68,000円の追加料金がかかる。

新婚旅行ならともかく、33年間も一緒にいる喜多さんとの旅だし、見栄を張る必要もないから基本の「ホテルグランティア石垣」を選択。このホテルはルートインの経営で、街道歩きの時に何度も泊まっているビジネスホテルチェーンだ。安心してよい。


〈石垣島の歩道にはこのような南国情緒あふれるタイルが〉
 ただ宮古島では選択の幅が少なかったので、1泊2,000円追加して「ホテルサザンコースト宮古島」を選んだ。できたばかりの海に面したホテルのようだ。次にフライトを選択。フライトも時期・時間他によって最大39,000円の追加料金がかかる。当然、追加料金のかからない時間帯を選択する。羽田からは石垣島に午前中に着く早い便、帰りは17:00以降に着く遅い便が追加料金がかかるようだ。少しでも島の滞在時間を長くとりたいし、有給休暇もそうそう使えない人たちの足元を見た価格設定といってもよいだろう。

そして、これからが難しいのだが様々なオプションだ。基本料金にA:島内観光〈竹富島水牛車観光、西表島仲間川マングローブクルーズ(バス1日フリーパス付)〉、池間島ガラスボート遊覧、宮古島シーサーつくり体験。B:ホテルでの食事1回。C:MAP&クーポン1冊。
 
〈八重山黒檀 根を見るとマングローブのようだ〉
   
 この中からいきなりどれかを選べと迫られても様子がわからない。果たして、竹富島や西表島・池間島で都合よく指定の時間にその場所に行けるのかわからない。無難なところで、石垣島に着いた日に別のホテルで夕食をとれるメニューを選んだ。さらに石垣島エリアで使える「八重山MAP&クーポン」と宮古島エリアで使える「宮古島MAP&クーポン」をチョイス。これは大いに役に立った。

さらに石垣島と宮古島でのレンタカー、1日3,000円と非常にお得だ。3,300円で3日間最大4区間利用できる「美ら島フェリーパス」も購入。西表島を往復するだけで3,500円かかるから使わない手はない。
石垣島ではホテルの送迎バスがあったが、宮古島ではないので空港からホテルまでのトクトクタクシーも事前に購入しておいた。宮古空港からホテルまで500円とこれも非常にお得だ。
 
〈クロチョウガイ〉
   

〈ぶらぶら10分歩いて石垣港離島ターミナルへ到着 港には具志堅用高の像が〉

〈ユーグレナモール みやげ物屋・市場でにぎやか〉

〈石垣牛みそ・ぴぱーつ・島とうがらし・辺銀食堂のラー油を購入〉

〈島の居酒屋〉

〈広報部長 泡 盛子の名札が〉

〈いたるところにハイビスカスの花〉

〈カンムリワシ〉

〈石垣市立図書館 生垣はツツジかと思ったら花が違う〉
 この日は追加料金のかからない半端な時間に到着したし、時間があれば竹富島に渡ってみようと思ったが、帰りの船の最終便は18:15だというのであきらめた。市内を散策して、ユーグレナモールで買い物や市場を見て回る。夕食の時間になったので、あらかじめパックで選んでおいた食事をしにフェリーターミナルの近くにある「ホテルグランビュー石垣」のレストランに行ってみた。

パックについている食事だし期待もしていなかったが、出てきた料理はなかなかのものだった。「南の島
(ぱいぬしま)セット」とあり、メニューも置いてある。冷製 県産豚のロースト、石垣牛オリオンビール煮込み、刺身盛り合わせ、サラダ、八重山そば、ごはん、香の物という思いがけず立派な食事をいただいた。20:00からホテルロビーで三線と島唄を鑑賞して本日はおしまい。

〈ホテルでは島唄のサービス〉
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