〈三日目〉平成20年 45日 土曜日 くもり 浦和宿〜大宮宿〜上尾宿〜桶川宿

春休みの間に、東海道の蒲原宿〜由比宿と金谷宿〜日坂宿を喜多さんと歩きなおしてきた。
さった峠と小夜の中山を喜多さんが歩いてなかったから、やはり東海道のハイライトは歩いて
おくべきだろうと、青春
18キップを利用して歩いてきた。

その
18キップが半端に1枚残っていたので、使えなくなる前に有効利用しようと先週に引き続き
喜多さんと二人でまた中山道にやって来た。

浦和宿の先週歩き終わったところから右に折れ、中山道の続きを歩く。

すぐに左手に街道資料館があったので、中山道のグッズでも売っているかと中に入ってみたが、ポスターが貼ってあるくらいで何があるわけでもない。


〈古そうなお茶屋さん〉
野菜売りの像

最初からゆっくりもしていられないので先を急ぐ。
「あれ?おばあさんが野菜を持っている像があるよ。」という喜多さんの声に、振り向くと確かにサツマイモらしき野菜を持ち上げているおばあさんがいる。

このあたりにはむかしから市場があり野菜が売られていたようだ。
喜多さんは「野菜を持ったおばあさんが銅像にしてもらえるのなら私だって銅像になれる」と意気込んでいたが、誰も銅像にはしてくれないだろう。


〈果たして喜多さんは銅像にしてもらえるか〉
  
氷川神社

浦和橋を渡り、北浦和駅東口を通過し、与野駅を過ぎると左前方に大きな建物群が見えてきた。
埼玉新都心駅だ。埼玉スーパーアリーナもここにある。

けやき並木の続く道を抜けると大宮駅の手前に大きな鳥居が見えてくる。
氷川神社の一の鳥居だ。この参道は中山道ではないが、古い中山道になるらしい。
こちらの道のほうが面白そうなので、氷川神社の参道をしばらく歩くことにする。


〈大宮のけやき並木〉
【第4次 大宮宿 本陣1軒 脇本陣9軒 旅籠25軒 武蔵国一ノ宮大宮氷川神社の参道がかつての中山道】

〈木曾街道 大宮宿 冨士遠景 英泉画〉
  
〈新しい建物には新しい道標が〉                                                〈氷川神社の参道入り口〉

この参道は、今まで歩いた参道の中でも最大級の大きさと長さだろう。
立派なケヤキ並木と広い参道。
日差しの中でくつろぐ人々。
大宮にもこんないいところがあったのかという失礼な感想を抱く。
ただ、時間もないので神社への参拝はあきらめて、また中山道に復帰。

一人だったら秋葉原からこの大宮に移転した「鉄道博物館」に是非立ち寄ってみたいと思っていたが、喜多さんは電車には興味がなく却下されたので、しかたなく続きを歩く。


〈みごとなけやき並木の参道〉
【第5次 上尾宿 本陣1軒 脇本陣3軒 旅籠41軒 飯盛り女が大勢いて賑わっていた】

〈木曾街道 上尾宿 加茂之社 英泉画〉

中山道は、JR高崎線に沿って北西に続く。

宮原駅、上尾駅を過ぎてもほとんど見るべき史跡はない。
この辺が同じく東京のとなりの県なのに、神奈川県と大きく違うところだ。
神奈川県には街道沿いに史跡が多く残っている。
これは残っているのではなく、残してあるといったほうが正しいだろう。

しかし、この道も歩かなければ中山道を歩いたとは言えないので、我慢して歩くしかない。
きっとこの先いいところがあるに違いない。


〈中山道の標識はあるが・・・〉
 北上尾駅を過ぎ、桶川駅まで頑張って歩いて本日の中山道歩きは終了。

桶川といえば、ストーカー殺人事件が思い起こされるが、あの事件以来警察は、民間人の訴えを無視することがタブーとなったようで
それまではやらないことを責められることがなかった警察もすべきことをしなかったことで非難されるようになった。

警察の体質を少しは変えることに役立ったかも知れないが、殺された女性は帰ってこない。

〈江戸時代から続く武村旅館〉
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